南フランス観光 – カンヌ コートダジュールの風を感じて –

南フランス観光  – カンヌ コートダジュールの風を感じて –

前回までの地中海クルーズはイタリア3都市(ナポリ カプリ島 / ローマ / フィレンツェ )をお送りました。まだ、ご覧いただいていない方はぜひ、チェックして見てくださいね。

さて、今回はいよいよ国を変えてフランス カンヌへと入ってまいります。

カンヌといえば、カンヌ国際映画祭を思い浮かべますが、なんと私が行った日はちょうど映画祭が開かれている期間中でしたので、街全体がとても賑わっていました。そんな賑わっているカンヌと、少し足を伸ばして香水で有名なエズ村まで足を伸ばしてお話をお届けします。

これからフンラス旅行、特に南フランスに興味がある方はぜひチェックして見てくださいね!

今回のカンヌ観光のスケジュール

  • カンヌ港下船をしてエズ村へ移動
  • エズ村散策
  • フラゴナール 香水工場見学
  • カンヌの街へ戻る
  • カンヌの街散策

カンヌ エズ村マップ

コートダジュールと呼ばれる海岸線

イタリアの時はやや曇りが多かったのですが、この日はとても天気に恵まれてかなりの晴天でした!

年間通しても5月〜8月は降水量が少なく晴れている日も多く、たくさんのセレブがこの地にバカンスを楽しみにやってくるそうです。

羨ましいですね!!

さて、カンヌの港はすぐ近くにビーチがあり、浅瀬になっているせいでクルーズ船は少し沖の方に停泊をしなければならなく、港まではボートをだして、乗船客を小分けでカンヌ港まで運んでくれます。

小分けといっても1つのボートに200人ぐらい乗れるようなので、結構大きめのボートです。早速、ボートに乗ること約15分で港へ上陸です。ここからスケジュールにあるようにエズ村という今は香水で有名な村までバスで移動になります。

ボート

高速道路に入る前ですが、車窓からはちらっとコートダジュールと呼ばれる風光明媚な地中海沿岸がのぞき、とても爽やかな気持ちにさせてくれます。

ちなみにこのニース、アンティーブ、カンヌ、モナコへ沿って伸びるヨーロッパ海岸線一帯をコートダジュールと名付けられているのですが、その呼び名になった元は1888年に、地中海沿岸の旅行について書かれた作家ステファン・リエジャール(Stéphen Liégeard)の本『ラ・コート・ダジュール』がきっかけだったと言われています。

コートダジュール

「鷲の巣」と呼ばれた天空の村

エズ村

バスに乗ること約1時間、目的地のエズ村に着きました。

エズはフランス地中海上方の標高427mに位置する高い崖を見下ろす場所にあるため、「鷲の巣 (eagle’s nest)」と言われたそうです。

この高い場所に村を作った理由としては中世に隣の都市ニースからの侵略に対抗するためであり、村ごと城塞化し戦いに備えたという歴史があります。

実際に歩いてみると、そんな史跡がところどころに見受けられます。日本でいう石垣のような壁が残っていたり、敵の侵入があっても一気に入ってこれないよう細い路地に設計されています。

もちろん、今はそんな侵入者の心配はなくこの城塞化された村も平和にその史跡と伴に観光客を暖かく迎えてくれます。以下、ちょっと綺麗な村の景色をご紹介!

▼下から見上げると堂々とした鷲ノ巣 エズ村が見えます。

エズ村

▼村内「ロード・オブ・ザ・リング」にでてきそうな村で、とてもワクワクします。

エズ村

種類が豊富な露店の石鹸屋

エズ村の建物は昔の建物の雰囲気を残しつつお土産屋やカフェとしてお店がたくさん並んでいます。そういった店舗の中も素敵ですが、今回ちょっと興味をもったのが露店にでていた石鹸屋です。日本では露店で石鹸はなかなか見られなく、またその石鹸の種類も色艶やかに展開され余計に珍しく感じ、ちょっとのぞいて見ました。

▼天然素材でお花の香りやオリーブを使った石鹸など種類豊富

石鹸

自分用に少し買ってみて使いましたが、とても柔らかい泡だちで、使ったあとも保湿感が良い感じでした!

香水の老舗フラゴナール

フラゴナール 香水工場

現代のエズ村にはもう一つ立ち寄りたいところがあります。なんと香水の老舗フラゴナールの工場があります。私も男性なので知らなかったのですが、フランスではとても大人気の香水ブランドのようです。工場はこじんまりとしています。石鹸や香水の製造からパッケージまで、ご覧になれます。さらに、工場見学後には工場直営ショップで購入できます。当然、直営ということもあってネット通販や通常の店舗よりも安価にお購入することができます。
女性だけでなく、メンズ用の香水も何種類もあるので男性も楽しむことができ、甘い香りのものから柑橘系の爽やかな香りまであるので幅をもって選ぶことができます。ちなみに私はハンドクリームのような塗るタイプの香水を購入しました。写真にあるようにパッケージもおしゃれなイラストで、お土産としてもおすすめです!

フラゴナール

フラゴナール
創業は1926年。香水から始まって今では化粧品、石けん、アロマグッズなども作られています。材料にこだわり、昔からの手法を守って手作業で作るので、大量生産ができません。その為、フラゴナールの商品は基本的に直営の店舗でしか手に入らないのです。



カンヌの街散策

さて、エズ村から再びカンヌの街へと戻りました。13時ぐらいでちょうど、お昼過ぎに戻ってこれたので食事をとるところを探します。

地中海の味を楽しむ

カンヌの市街にはたくさんのおしゃれなカフェ・バーが並び、天気の良い日はテラス席で食事をとると気持ちがいいです。不思議なことにカンヌは港街なのですが潮の香りがしません。あとから添乗員に聞いたのですが、地中海は海藻が少なく、プランクトンが少ないため日本のように潮の香りがしないそうです。私たちが知っている潮の香りの正体はどうやらプランクトンの死骸の香りのことだったと後から知り、ちょっと勉強になりました。

カンヌ 旧市街

少し話がそれましたが、地中海の魚介といえばやはりムール貝です。カフェ・バーでもお馴染みの食材になっているようで、どのバーを覗いてもムール貝を使った料理が看板に掲げられていました。以下、私が頼んだムール貝の白ワイン蒸しです。本場ムール貝の大きさもさががら、この量も驚きです!気になる味もムール貝の塩っけがほどよく効いており、とても美味しいです!特にお酒との相性は抜群です!!この日はビールと一緒に味わいました。
また、これだけの量ですが12€(約1,560円)ぐらいとお手頃な価格でもありました。ぜひ、訪れた際は一度は味わってみてください!!

ムール貝

観光機関車(プチ・トラン)

食事もしたところで、再び市街散策をします。カンヌにはかわいい機関車をモチーフにした観光バスが走っています。歩きながらの散策も良いですが、広い街なのでこの観光機関車を使うことにしました。

コースは2つあり、旧市街を周りながら街のシンボルであるカトリック教会へ行くコースと海岸沿いの高級ホテルが立ち並ぶクロワゼット大通りを巡るコースを選ぶことができます。乗車場所は市役所から海側の大きな道に入り、ホテル側の方向に歩くとあります。(ただし、ホテルやカジノまではいきません。)また、料金ですがコースによって変わります。

観光機関車(プチ・トラン)

1時間コース:10€(約1,300円)
旧市街からクロワゼット大通りまで、全てのコースを走ります。

30分コース:7€(約910円)
旧市街を周り、カトリック教会「ノートル ダム ド レスペランス教会」を周って戻ってきます。

今回は、当初1時間のフルコースのチケットだったのですが、30分コースにしてほしいと頼まれコース変更をしました。機関車が一台しかなく乗車する他の観光客が30分コースが多かったというのが理由のようです。もちろん、その分のお金は戻ってきました。ここらへんは、日本と違ってアバウトな感じです(笑)

ノートルダム・ド・レスペランス教会の丘からみるカンヌの街

先ほどご紹介した観光機関車(プチ・トラン)に乗ってカンヌの旧市街を眺めながらノートルダム・ド・レスペランス教会に向かいます。

教会に向かう途中に見えてくるお店や民家もヨーロッパらしい色彩豊かな建物が並び、とても雰囲気があります。そんな、街の景色を味わいながら教会に向かいます。

この教会は小高い丘の上に建てられており、教会の前にはちょっとした広場のようなスペースがあります。その広場からは風光明媚なカンヌの街並みと海を一望できとても綺麗です。ぜひ、カンヌに行く機会がありましたら立ち寄ってほしい穴場スポットです。

ノートルダム・ド・レスペランス教会の丘からみるカンヌの街

以上、カンヌの紹介でしたと締めくくりたいところですが、「カンヌ国際映画祭の話?は」と言われそうですね。
実は会場まで近づいたのですが流石に警備が厳重で、当たり前ですが映画祭会場のほんの入り口までしか近づけませんでした。強面の警備員に止められました(笑)
とはいえ、会場近くのヨットハーバーに並ぶセレブたちのクルーザーや、クロワゼット大通りにはタキシードを着た男性やドレスで着飾ったセレブたちが歩いており、普段静かな街と聞いていた街が賑わっているのが感じら、それだけでもワクワクしました。

いつか、あのセレブに混ざって映画祭期間中じっくりと鑑賞してみたいものです。そんなセレブの街カンヌ、また行きたいと思わせてくれる街です。ぜひ、フランス旅行の際は立ち寄って見てはいかがでしょうか?

カンヌ市街 地図