七草粥(七草がゆ)の由来とレシピ – 年末年始で疲れた胃腸を癒してみませんか? –

七草粥(七草がゆ)の由来とレシピ – 年末年始で疲れた胃腸を癒してみませんか? –

明日は1月7日ということで、歳時記をみると七草粥を食べて一年の無病息災を祈る日だそうです。

七草といえば「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」、ゴギョウはハハコグサ、ハコベラはハコベ、スズナはカブ、スズシロはダイコンのことですが、いつから七草粥を食べるようになり、その効能は本当にあるのでしょうか?

今回はそんな、七草粥のルーツと効果効能、そして最後に簡単ですがレシピをご紹介したいと思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

七草粥(七草がゆ)の由来

お正月7日に無病息災を祈って七草を食べるという習慣を調べていくと、古代中国の歴史まで遡ることができるようです。

六朝時代(222年-589年)の中国の「荊楚歳時記」に「人日」(人を殺さない日)である旧暦1月7日に、「七種菜羹」という7種類の野菜を入れた羹(あつもの、とろみのある汁物)を食べて無病を祈る習慣が記載されています。

また、鴨長明 著の「四季物語」には

「七種のみくさ集むること人日菜羹を和すれば一歳の病患を逃るると申ためし古き文に侍るとかや」

と記載されていることから、日本も少なくとも平安末期からすでに七草を食べる習慣が根付いていたと思われます。

そして、江戸時代になると公式行事となり、現代にも伝わる七草粥を食べることで無病息災を祈る文化へと昇華されたようです。

1000年以上もの習慣が今に残り、こうして伝統となった七草粥ですが、果たしてその効能はあるのでしょうか?

次の章では、その効能に迫ってみたいと思います。

七草の種類と効能

七草

七草は日本のハーブともいえる根菜です。

そのハーブを胃腸に負担がかからないお粥で食べることで、年末年始で疲れが出はじめた胃腸の回復にはちょうどよい食べものです。

また、シンプルに仕上げたお粥は、宴会続きだった濃い味の料理がつづいたあとで、リフレッシュをさせてくれます。

さて、そんな七草ですが意外と知られていないのが、それぞれの効能です。

効能を知ることで、自分の身体に合ったあなただけの七草粥を作ることができるので、ぜひご参考ください。

七草 効能
セリ 鉄分が多く含まれているので増血作用が期待できます。
ナズナ 熱を下げる、尿の出をよくするなどの作用があります。
ハコベラ タンパク質が比較的多く含まれ、ミネラルそのほかの栄養に富んでいるため、民間では古くから薬草として親しまれています。
スズナ 便秘・胃潰瘍・胃炎・風邪・骨粗鬆症・がんの予防に良いとされています。
スズシロ ジアスターゼが消化促進。
ゴギョウ 咳止め・痰きり・喉の炎症・利尿・むくみに効果があるとされています。
ホトケノザ 健胃・整腸作用、高血圧予防などがあるとされています。

七草粥のレシピ

七草の効果効能いかがでしたか?

お正月につい、いろいろ食べ過ぎて疲れた胃を休ませるのに、七草粥はぴったりということがお分かりになられたと思います。

そこで、簡単ではありますがレシピをお伝えしようと思いますので、ぜひ作ってみてくださいね。

ちなみに、1月上旬になると多くのスーパーマーケットでは「七草セット」が売られています。セットを使えば材料はすぐにそろうので、ぜひ利用してみてくださいね!

七草セット

【材料】(4人分)
米1カップ、七草セット 1袋、塩少々

【作り方】

  1. といだ米を5~7合の水に30~60分ほどつけておく。
  2. 厚手の鍋に①を入れてふたをし、強火にかける。
  3. 沸騰したら弱火にし、ふたを少しずらして吹きこぼれないように弱火にし、さらに煮る。
    ※焦げ付かないように火加減に注意!
  4. 40~60分ほどして米がやわらかくなったら、七草を細かく刻んで入れる。
  5. 塩少々を入れて味を整え、火を止め、ふたをしてしばらく蒸らす。

以上、七草粥の由来からレシピまでお伝えしました。

充実した1年を送るには、まずは健康に気を付けることが一番大事だと思います。

年末年始の胃腸疲れを癒すとともに、今年一年健康に過ごせるように祈りをこめて、ぜひ「七草粥」を作って、食べてみてくださいね!